NEWS

一般
2017.12.04

平成29年度FD研修会報告 「ICTを活用したアクティブラーニング」

2017年11月27日、貞静学園短期大学FD委員会主催により、平成29年度FD研修会「ICTを活用したアクティブラーニング」を実施しました。

研修では、映像作品やデジタルコンテンツ等のICTを活用することにより、学生の能動的な学習を促す取り組みを具体的な事例を交えて紹介が行われました。

FD研修

 

はじめに、本学教員の桑原准教授の担当科目である「器楽(基礎・応用)」のピアノレッスンでは、初心者の学生のためにeラーニングとして教材DVDを作成することにより、曲の構成、練習方法、演奏技術や音楽用語についての理解を深める取り組みが紹介されました。

次に、本学教員の豊田准教授の担当科目である「幼児体育Ⅰ」では、保育現場で運動あそびの活動が展開できる力を養うことを目的に、学生自身が授業前に作成した指導案をもとに、実際の授業で学生を幼児に見立て指導(ロールプレイ)を行い、その際の指導の様子をビデオに記録し、授業後に映像で指導を振り返る取り組みが紹介されました。どのようにすれば「楽しい!」を創り出せるか、ICTを活用して学生自身が能動的に考えることが期待できます。

最後に、本学教員の加藤准教授と笹尾准教授により、本学の過去の研修のレビューや文献や資料による他大学のアクティブラーニング実施状況等のレビューが行われました。レビュー説明後、本学教員同士でディスカッションを行い、アクティブラーニングについての考えや実際の授業での取り組み等の活発な意見交換が行われ、有意義な研修会となりました。

 

以下は参加者のアンケートの一部抜粋となります。

 

  • ●アクティブラーニングの実現のためには、その考え方を知るだけではいけない。授業の方法、展開、発問などの具体的な事項を、科目とその時間の目標とあわせて工夫し、検討する必要性を強く感じました。

 

  • ●「教員が何を教えたかではなく、学生が何を学んだか」を重視するアクティブラーニングの考え方を、教員は常に意識して授業に臨む必要性を痛感した。

 

  • ●実技系科目では、学生が能動的に取り組んだ結果、何が変化したのかを視覚的・聴覚的に確認することができるので、努力の成果を実感しやすく、動機づけも高まりやすいと思う。しかし講義系科目の場合、主体的に取り組んで知識を吸収してもそれを自覚しづらい。テストや発表といった活動に至るまでの、頭の中で散らばっていた知識をつなげ、加工したり構造化したりする過程を可視化させる方法を知りたいと思った。