令和7年度 卒業式

イベント

春のわらかな陽ざしれる中、令和8年3月15日()、貞静学園短期大学卒業いました。

≪学長式辞より≫
卒業生のみなさん、卒業おめでとう。

これまで卒業生を支えてこられたご家族や保護者のみなさまにも、心からお慶び申し上げます。また、本日は休日にもかかわらず、貞静学園理事長、貞静幼稚園園長に卒業式にご列席賜りましたこと、感謝申し上げます。

至誠・和敬・慈愛の建学の精神のもと心の教育を中心として教育活動を進めてまいりました。みなさんは、この貞静学園短期大学で何を学びどう成長しましたか。1年生の教科を担任されていた、非常勤の先生方が学校を離れる際にみな口をそろえて言われたことは、「学生のみなさんがキラキラしていて純粋でかわいかったです。」という言葉です。これは我々常勤の教員も同じような印象をもっています。このキラキラや純粋さ、かわいいさが何なのか考えてみました。

まず保育者になるという目標に向かってひた向きに努力する姿が思い起こされます。実習はもちろん、試験の際は担当科目の先生のところに行き、わからないことを質問し、また次の先生を訪ねるといった光景はまさに「かわいい」と感じられる瞬間でした。たとえ保育の道に進まなくとも、子どもへの理解や子育てに関する知識は、今後みなさんの人生にとって役立つものとなるでしょう。

次に思い起こされるのは、みなさんの笑顔です。みなさんが笑顔になると、ぱあっと周りの雰囲気が明るくなりぬくもりを感じられました。笑顔が増えるとキラキラも増えました。みなさんの笑顔にはそれだけの力があります。たくさんの子どもたちを笑顔で包んでください。

教育実習前には1年生の体育祭に快く参加し、大いに盛り上げてくれました。本来であれば実習の準備をしたい人、最後の夏休みを1日でも楽しみたい人、いろいろな思いがあったことと思います。それでも1年生の体育祭に参加し、盛り上げてくれてくれたことには感謝しかありません。

そして、学園祭では多くの仕事をこなしながらダンスや子ども劇場、絵本の読み聞かせ、ピアノなどの発表をやり遂げました。先生方、職員の方々のサポートはありましたが、みなさんの力がなければ来客された方が満足した表情で帰ることはできなかったでしょう。

このように振り返ってみると、みなさんのひた向きさや一生懸命な姿を私も含めて先生方は「かわいい」とか「純粋」と感じ、きらきらした目の輝きや笑顔に「キラキラ」を感じたのだと思います。これはみなさんがこれまでの成長の中で、家庭で、地域でそして学校で自然と身につけてきた能力です。保育の現場では、この笑顔で話しかけたり、ひたむきに物事に取り組んだりする能力がとても重要になります。みなさんは、このような能力を身につけていることを意識して、自信をもって社会に羽ばたいてください。

心の教育は心という内側の目に見えない、触れられないものが対象です。心の内を推し量るためには発せられた言葉や行動から判断しなければなりません。本日お話した、みなさんの行為、行動からは心の成長を読み取ることができました。

最後に、これから子どもをはじめ保護者、同僚、上司などさまざまな人とかかわっていくことになります。子どもとコミュニケーションを取ることは得意でも保護者や、年上の同僚とうまくコミュニケーションが取れるか不安に感じている人も多くいるかと思います。人にはいいところもあれば足りないところ(悪いところ)もあります。このように複雑な人という存在に対してネガティブな部分に焦点を当ててしまうと、その人は私にとって、苦手な人となってしまいます。人には良いところも悪いところもあるということを前提として、その人の良いところを見つけてください。言い換えると、人と接する際に、一面的に捉えるのではなく、多面的に捉え、良い部分を認めていくということです。このような接し方をすることで、子どもはより良い方向に方向づけられますし、周りの大人からは信頼を得られ心の通じ合ったコミュニケーションを取ることができるでしょう。

みなさんのこれからの活躍を期待し式辞といたします。

令和8年3月15日 貞静学園短期大学 学長 桑原章寧

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