人前が苦手だった私
今は園児と笑顔でダンス♪しています
宮本 紗希(みやもと さき)さん2019年卒業生
東京都立江東商業高等学校出身
北千住もみじの森保育園勤務
文章は2021年12月取材当時のものです。2022年度は0歳児クラス、2023年度は4歳児クラスを担当、2024年度は5歳児クラスを担当予定
子どもの「やりたい」を
叶えるために
何ができるかを考える
保育士になって3年。現在は私立保育園で2歳児を担当、障害のある支援児さんも見ています。子どもの成長はとても早く、できることがどんどん増える中で喜びを一緒に感じられることがうれしいです。今年受け持っている子どもたちも、4月時点では「先生、先生」だったのが、12月の今では「自分でやる!」という場面が多くなり、うれしい反面少し寂しい気も……(笑)。
子どもたちの「やりたい気持ち」を尊重し、挑戦させてあげるのも保育士の仕事だと思います。昨年4歳児を担当したとき、「生き物を飼いたい」という声を受けて園長先生と相談。園で初めて金魚を飼うことになり、子どもたちと一緒に図鑑で育て方や必要な飼育道具を調べ、クラス15人全員連れてお店に買いに行きました。
ていたんの先生と友達は
今も頼れる存在
“ていたん”の一番の思い出は、ダンスの授業。私は人前で踊るのが苦手だったんですが、体育の豊田先生が楽しそうに踊るのを見ていたら、いつの間にか私も笑顔で踊れるようになりました。当時の授業で使ったプリントをまとめたノートは、今も欠かせない私の「ネタ帳」。勤務先の運動会でダンスや歌を提案するときに助けてもらっています。
卒業して3年経った今でも、ちょくちょく学校に遊びに行きます。懐かしい先生方とおしゃべりするだけで、気分転換になるというか、とても安心するんです。先日は音楽の津布楽先生がいらしたので、ちょっとピアノを教えていただきました。2年間同じクラスだった友達とも頻繁に連絡を取っています。みんな同じ職業なので、お互いの悩みを理解し合えるんです。